【互助会に関する不安トップ5】あなたのその不安と疑問を解消します

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互助会に関する不安トップ5

互助会に入った方がいいかなと思ってはいるのですが・・・。

ちょっき

あぁ、いろいろと不安があるんですね?

いずれ来るお葬式のことを考えると「互助会に入っておいた方がいいのかな?」と心配になりませんか?

しかし、互助会へ入るにしても、

  • 費用はどのくらい必要なんだろう?
  • もしも互助会が倒産したらどうなるの?
  • 途中で解約をしたら損するのかな?

など、いろんな不安がありますよね。

この記事では、互助会について多くの人が抱える不安を5つ取り上げ、それぞれについて分かりやすく解説していきます。

お葬式の準備への不安が解消できますので最後まで読んでみてください。

少しだけ自己紹介

この記事を書いている私『ちょっき』は僧侶になって29年です。お葬式を800回以上お勤めしてきた経験をもとに互助会に関する情報を発信しています。

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【不安その1】結局、追加費用がたくさんかかるんじゃないの?

互助会で積立をしても、結局は追加費用をたくさん支払うんですよね?

実際のところ、互助会の積み立て(契約コース)だけでお葬式のすべてをまかなうことはできません。

互助会の契約コースの中には、

  • 式場使用
  • 祭壇、遺影
  • 寝台車、霊柩車
  • 棺桶
  • 骨壺

などの基本的なものは入っています。

しかし、

  • 僧侶へのお布施
  • 料理
  • 返礼品
  • 各種内容のグレードアップ

などについては契約コースに入っていません。

そのため、ほとんどの人は別に費用を支払って、何らかのメニューを追加しています。

これは互助会が儲けるために後から追加をさせているわけではありません。

互助会側が【予測できないもの】については追加メニューにしているのです。

例えば、

  • お布施の金額
  • 参列者の人数
  • どれくらいまでグレードアップするのか

などについて互助会側は前もって把握することができないため、追加メニューとして提供しています。

ですから、追加の費用がいくら必要で、総額がどのくらいなのかを知りたい場合は、

  • お布施の金額
  • 参列者の人数
  • どのようなお葬式をするのか

などを利用者が先に想定して、それを互助会に伝えてあげればいいのです。

そうすれば、互助会は利用者の要望をもとに追加費用を割り出し、現実的な費用総額を算定してくれるでしょう。

費用総額が分かっていれば、事前に準備をしておけるので安心できますよね。

《関連記事》:そうだったのか!互助会の積立コースにはない追加費用の正体

【不安その2】もしも退会(解約)をしたら積立金はどうなるの?

退会をしたら積立金は戻ってこないんですか?

もしも互助会を退会する場合、それまで積み立てたお金がどうなるのか気になりますよね。

互助会を退会(解約)するときには、積立金が戻ってくるのでご安心ください。

しかし、戻ってくるのは積立金の全額ではありません。

戻ってくるのは、【積立金の10%~20%相当】くらいの『解約手数料』が差し引かれた金額です。

互助会は、会員同士の『相互扶助』により冠婚葬祭の費用を軽減することを目的とした組織です。

しかし、誰かが解約をして返金することになれば、返金した分だけ他の会員を扶助できなくなります。

そこで、相互扶助のバランスを大きく崩さないために、つまり他の会員の利益を守るために【積立金の10%〜20%相当】の解約手数料を徴収するわけです。

たまに、「解約手数料があるなんて知らなかった!」と言う人もいますが、互助会の約款には必ず解約手数料について記載されているので、入会時にはしっかりと確認をしておきましょう。

ちなみに、返戻金については、解約後すぐに戻ってくるとは限りません。

諸々の事務処理を経てから返金されるため、場合によっては数週間かかることもあります。

しかし、積立金の返金は法律(割賦販売法)により【解約が受理されてから45日以内の返金】が義務付けられているので、何ヶ月も返金されないという事態にはならないのでご安心ください。

《関連記事》:【保存版】互助会を解約(退会)する方法。解約したい理由や満期の後についても詳しく解説

【不安その3】もしも互助会が倒産したら積立金はどうなるの?

もしも互助会が倒産したら積立金は戻ってこないの?

互助会というのは企業が運営しています。

そのため、運営している企業が倒産すれば互助会もなくなります。

そうなると、それまでに積み立てたお金はどうなってしまうのか心配ですよね。

ご安心ください、積立金は戻ってきます。

互助会は『会員から預かったお金の50%は保全する義務』があります。

互助会は会員から預かったお金を、

  • 法務局に供託する
  • 経済産業大臣の指定する者【指定受託機関(保証会社)】と供託委託契約を結ぶ
  • 銀行または信託会社その他法令で定める金融機関と供託委託契約を結ぶ

上記のいずれかの方法で保全しなければなりません。

ですから、もしも互助会が倒産をしても、最低でも会員が支払ったお金の半額は返ってきます。

また、互助会が倒産したときには『移籍』をすることもできます。

互助会の移籍とは、以前の互助会で契約していたものと同レベルの内容で他の互助会に引き継ぐことです。

つまり、入会している互助会が倒産しても、他の互助会へ移籍すれば積み立てが無駄になることはありません。

【不安その4】互助会なんてどこも同じなのでは?

互助会なんてどこも大差ないですよね?

たしかに、互助会の契約コースの内容はどこも似たようなものです。

しかし、追加メニューの内容や金額は互助会によって違います。

本記事では先ほど『ほとんどの人は追加費用を支払ってメニューを付け足す』とお伝えしました。

つまり、互助会ごとに追加メニューの内容や金額が違うということは、選ぶ互助会によってお葬式の質や内容も変わるということです。

また、互助会によって所有している施設や設備が違います。

施設の立地条件、個々の部屋の広さ、そしてバリアフリーが施されているかどうかなどは、互助会によって大きく異なります。

施設や設備というのは利用者の《利便性》に大きく関わるものなので、しっかりとチェックしておくべきところです。

そして、互助会の規模にも注目しましょう。

互助会は、できるだけ【規模の大きな互助会】を選ぶことをおすすめします。

規模の大きな互助会であれば、

  • 追加メニューが豊富
  • 施設が新しくて利便性が高い
  • 倒産リスクが少ない
  • スタッフの質が高い
  • 移籍がしやすい

などのメリットがあります。

せっかく互助会に入会するなら、安心かつ便利である【規模の大きな互助会】を優先的に選びましょう。

《関連記事》:互助会はどこがいい?現役僧侶の私がおすすめする互助会5選

【不安その5】互助会に入っていることを家族が忘れた場合はどうなるの?

互助会に入っていることを家族が忘れてしまったらどうしよう。

家族が亡くなり、お葬式を終えた後で、故人の『互助会の会員証』が見つかった、というのはよくある話。

これは、家族に負担をかけまいと互助会に入って積み立てをしたのに、それを家族に伝えていなかったことが原因です。

あるいは、家族がそのことを忘れていたというケースもあります。

せっかく積み立てをしても、それを使用しなければ無駄になってしまいます。

ですから、互助会に入ったら必ず家族に《入会時の書類や会員証などの保管場所》を伝えておくようにしましょう。

また、家族と一緒に現地の見学をしておくことも、家族みんなの記憶に残りやすくなるのでおすすめです。

ちなみに、互助会の積み立てによって得られた『サービスを受ける権利』は、申込者本人だけでなくその家族にも与えられています。

しかも、『サービスを受ける権利』というのは、それを使用するまでずっと残り続けます。

つまり、仮に申込者本人のお葬式で権利を使用できなくても、いずれ来る他の家族のお葬式で使用することができるのです。

とはいえ、まずは【互助会に入会していたことを誰も知らない】という状況にならないように注意しましょう。

まとめ

互助会に関する不安というのは、互助会の仕組みを知らないことから生まれます。

逆に、互助会の仕組みや契約コースの内容をしっかりと把握していれば、とても心強い制度であることが分かるんですよね。

互助会に入って積み立てをしておけば、いざというときにお葬式の負担を軽減できます。

あなたやご家族が「安心してお葬式に備えたい」「お葬式のときに慌てたくない」と思うなら、互助会に入ることも有力な選択肢でしょう。

まずは、資料請求をしてみることから始めてみてはいかがでしょうか?

今からできる小さな一歩が、やがて大きな安心につながりますよ。

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