なぜ入会したの?互助会に入るきっかけとなった事例を紹介。

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互助会に入会したきっかけ

みんな何がきっかけで互助会に入っているんですか?

ちょっき

きっかけは人それぞれなので、具体的な事例をいくつか紹介しますね。

いつか必ずやって来るお葬式に備えるため、多くの人が互助会に入っています。

しかし、お葬式は互助会に入らなくても行えます。

では、互助会に入っている人たちは、一体何がきっかけで入会をしたのでしょうか?

本記事では、互助会に入会している方々の【互助会に入るきっかけとなった事例】を紹介します。

リアルな事例を通じて、あなたにとって互助会が必要かどうかを考えてみてください。

少しだけ自己紹介

この記事を書いている私『ちょっき』は僧侶になって29年です。お葬式を800回以上お勤めしてきた経験をもとに互助会に関する情報を発信しています。

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母親のお葬式のときに大きな出費で大変だった

伊藤さん(60代男性)の事例です。

伊藤さんが互助会に入ろうと思ったのは、お母様のお葬式がきっかけです。

伊藤さんのお母様は、軽い風邪のような症状で病院へ行き、念のために検査をしたところ、思いもよらぬ重い病気が見つかりました。

そのまま入院して治療を続けましたが、ご高齢であったこともあり、わずか1か月後に逝去されたのです。

あまりに急なことで、伊藤さんは気持ちの整理がつかないままでしたが、数日後に迫ったお葬式の準備をしなくてはいけません。

病院に紹介された葬儀社の言われるがままにお葬式の準備をし、見積りを見て驚いたそうです。

葬儀社のスタッフに料金の確認をしましたが、「お葬式の費用はこれくらい必要なんですよ。」と言われたので、そのまま支払いをすることに。

お葬式の後に、親戚から「互助会に入っていれば、もっと安くできたんじゃないかな?」と言われ、そこで互助会の存在を意識するようになりました。

調べてみると、月々数千円くらいの積み立てをすることで葬儀費用の大幅な割引がされることが分かりました。

そうなんです、じつは互助会の会員になると、葬儀費用が非会員価格に比べて【30%〜50%】割引されるケースが多々あるのです。

「もっと早く互助会のことを知っておけばよかった。」と悔やみながら、すぐに最寄りの互助会に資料請求をした伊藤さん。

後日に現地を訪れ、スタッフさんに積み立てや手続きのことなどをいろいろ質問したところ、分かりやすく1つ1つ丁寧に説明をしてくれました。

よくある営業トーク無しで親身に対応してくれたスタッフさんに信頼感をおぼえた伊藤さんは、その日のうちに互助会へ入会したとのこと。

互助会に入った伊藤さんは「これで今後の葬儀費用の心配が少し減った。それに、母のときのように慌てなくてすむと思うと安心だ。」とおっしゃいました。

お母様のお葬式での反省をもとに、互助会でしっかりと準備を始めた事例でした。

子どもの結婚を機に『親の備え』として

山本さん(50代女性)の事例です。

半年ほど前に、山本さんの一人息子がめでたく結婚をしました。

山本さんは、息子の結婚をとても喜んでいたのですが、それと同時にふとこんな不安が頭をよぎりました。

「この子には家庭ができた。今後は私たち親のことで負担をかけるわけにはいかない。」

山本さんご夫婦は二人とも50代で健康そのものです。

しかし、「今はまだ元気だけど、この気力や体力がずっと続くわけじゃない。」と少し不安になったそうです。

そして、その不安は、

「私たちにもしものことがあったとき、子どもに迷惑をかけてしまったらどうしよう。」

と【自分のお葬式】に対するものへと変わっていきました。

そんなとき、近くの市民センターで『終活支援セミナー』が開催されることを知り、いい機会だったので参加をしてみることに。

そのセミナーでは、終活の1つとして『互助会』に関する説明もあり、そこで互助会の仕組み、料金体系、契約コースの概要など、互助会の大事な部分はだいたい理解できました。

そして、山本さんが注目したのは、

  • 葬儀費用の大幅な割引がある
  • サービスを受ける権利は使用するまでずっと残る

ということ。

互助会に入ることで、場合によっては非会員価格の【30%〜50%OFF】になることは、山本さんにとって非常に魅力的でした。

また、【サービスを受ける権利は使用するまで残り続ける】という安心感があることで、早いうちからお葬式の準備をする決心もつきました。

数日後、山本さんご夫婦は最寄りの互助会を見学し、その日に入会の手続きをしたとのこと。

互助会に入ったことを息子さんに伝えると、息子さんは「そこまで俺のことを考えてくれてありがとう。」と嬉しそうに言ったそうです。

子どもに迷惑をかけたくないという思いが、結果的に自分自身の老後の不安を減らす大きな一歩になった事例でした。

友人の急逝

中村さん(50代男性)の事例です。

ある日、中村さんのもとに、学生時代からの友人が急逝したという知らせが入りました。

友人はまだ50歳になったばかりで、しかも特に病気をしているわけでもありませんでした。

「あまりに突然すぎないか?それに若すぎるだろ。」と、中村さんは友人の死をなかなか受け入れることができなかったそうです。

お葬式には多くの人が参列し、厳粛ながらも温かな雰囲気の中で行われました。

しかし、遺族はお葬式の段取りなどでかなり疲労している様子。

若いながらも喪主を務めた長男は、

「父自身も自分がこんなに早く命を終えるとは思わなかったのでしょう。何も残していなくて、僕たちはどうしたらいいのか分からず苦労しました。」

と少し愚痴を込めて話をしていました。

長男の話は中村さんの心にグサッと刺さりました。

「そうだよな、自分も明日はどうなるか分からない。俺だってお葬式の準備なんか何もしていないし・・・。」

自分の家族には友人遺族と同じ苦労をさせたくないと思った中村さんは、自分のお葬式に向けて準備を始めることにしました。

とりあえず、お葬式についてインターネットで調べていると、『互助会』というワードがよく出てくることに気がついた中村さん。

さらに調べてみると、そこに自宅近くの互助会が掲載されており、試しに資料請求をしてみることに。

数日後、資料請求をした互助会に家族みんなで見学に行き、現地のスタッフにいろいろと相談をしました。

現地のスタッフは丁寧に説明をしてくれて、さらに「今すぐに必要なものではありませんが、準備しておくと安心ですよ。」と押し売り感なく話してくれたことが中村さんにとって好印象だったそうです。

家族でよく話し合い、その互助会に入った中村さんは、積み立てをしていく中で、自分の将来について具体的に考える機会が増えました。

どんなお葬式をして、誰に参列してもらうのかなど、自分の考えを家族に伝えておくことが、ただの準備ではなく《家族への思いやり》だと感じました。

多くの人は「いざというときに家族へ迷惑をかけたくない」とは思っていても、そうならないように行動へ移す人は少数です。

中村さんは友人の急逝をきっかけに、【事前にお葬式の準備をしておくこと】の重要性を知り、しっかりと行動へ移すことができました。

友人を亡くした悲しい経験の中から、将来に向けた《家族への思いやり》に気づくことができた事例です。

兄弟間の意見が違い揉めたことがある

横山さん(40代男性)の事例です。

横山さんはお母様と同居しており、お父様は数年前に他界されています。

横山さんは、お父様のお葬式のときに、お兄様と『お葬式の方針』で揉めたことがあったそうです。

お父様は生前、自身のお葬式については特にこだわりもなく、何も要望を伝えていませんでした。

そのため、横山さんは「参列者も多くはないんだし、お葬式はシンプルなものでいいよ。今後の供養の方にお金をかけてあげるべきだ。」という考えでした。

しかし、お兄様は「お葬式は父にとって最後の晴れ舞台なんだから、参列者の数にかかわらず、立派なお葬式をやってあげたい。」という考えでした。

お葬式に対する考え方が違う2人は、祭壇や料理のことなど何かを決めるたびに口論になってしまい、横山さんはツラい思いをしたそうです。

しかも、お葬式の直前まで口論を重ねていたので、式中も兄弟間は険悪な雰囲気が漂ってしまったとのこと。

横山さんもお兄様も《お父様のことを大切に思う気持ち》は同じなのに、結果的に2人はお父様のお葬式を台無しにしてしまったのです。

悔いの残るお葬式をした数日後、横山さんは友人と会う機会があり、そこでお葬式までの出来事を聞いてもらったそうです。

そのとき、友人に「そうだったのか。お葬式は決めることがたくさんあって大変なんだな。俺は互助会に入ってるから、お葬式の内容がある程度決まってるけどな。」と言われた横山さん。

それを聞いて「そうか、お葬式の内容を事前にある程度決めておけば、いざというときに揉めなくてすむ。」と思った横山さんは、お兄様に互助会への入会について相談をしました。

お兄様は、横山さんの提案に賛成したそうです。

その後、横山さんは複数の互助会に資料請求をし、お母様を含む家族みんなで資料を見比べながら話し合いました。

その中に良さそうな互助会があったので、後日に家族で現地を見学しました。

見学の際に、横山さんはお葬式のメニューについて細かいところまで質問をしたところ、現地のスタッフは1つずつ丁寧に家族みんなが理解しやすいように説明をしてくれたそうです。

後日、改めて家族の同意を得てから、見学した互助会に入りました。

そのことをお兄様に報告すると「ありがとう。これで親父のお葬式のときみたいにならずにすむね。」と、お兄様も安心した様子。

互助会に入ることで、事前にお葬式の準備ができるのはもちろん、いざというときに慌てず心穏やかに見送る準備もできた、という事例です。

定年退職をきっかけに終活を意識しはじめた

小林さん(60代男性)の事例です。

小林さんは少し早めの60歳で定年を迎えました。

ずっと仕事一筋だったので、家でゆっくりと過ごせる喜びをかみしめていました。

しかし、仕事を離れてホッとしている反面、「これから何をすればいいのだろう?」という何ともいえない空白感を覚えたそうです。

それと同時に「これから先、自分にいつ何が起きるか分からない。」という不安が頭をよぎりました。

退職してから1カ月くらい経った頃、ずっと家にいても奥様のジャマになると思った小林さんは、久しぶりに近くの図書館へ行ってみました。

すると、図書館の一角に『終活特集コーナー』が設けられていたそうです。

たくさんある冊子を何気なく見ていると、その中に『互助会』に関するものがいくつかありました。

互助会の存在は知っていても特に興味はなかった小林さんでしたが、そのときは時間潰しがてら互助会に関する冊子を読んでみることに。

読んでみると、互助会には金銭的に大きなメリットがあること、前もってお葬式のいろんな知識が得られることなどが分かり、どんどん興味が湧いてきました。

家に帰るとさっそく奥様と相談し、すぐに互助会の資料請求をしてみた小林さん。

家に届いた資料を見てみると、互助会の情報はもちろん、利用者のコメント、葬儀費用の実例などが掲載されていました。

そして、小林さんが特に注目したのは【互助会の会員には大幅な割引がある】ことでした。

「これは入っておく価値がある。」と思った小林さんは資料請求をした近所の互助会に入会しました。

入会してからは、互助会の会報誌を通じて、葬儀や介護、そして相続などの情報に触れ、今まで知らなかったことを学べるようになりました。

やがて、小林さんは『自分がいなくなった後のこと』を考える機会が増えて、自然と終活を始めるようになっていたとのこと。

退職後の日々は【余生】ではなく、ゆったりと過ごしながらも【最期に向けて準備をする期間】であることに気づいた事例です。

まとめ

互助会に入るきっかけは人それぞれです。

しかし、共通しているのは【家族や自分の将来に備えたい】という思いです。

人はいつ命を終えてしまうか誰にも分かりません。

ですから、いざというときに慌てないよう早めに準備をしておけば、心に余裕を持って日々を過ごせます。

もちろん、今すぐに互助会に入らなくてもかまいません。

まずは、勉強のつもりで資料を読んでみることから始めてみてはいかがでしょうか?

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