互助会について調べていると、互助会に対して不安を感じたり、いろんな疑問が出てきませんか?
互助会への不安や疑問に対して回答をしているウェブサイトはたくさんありますが、その多くは『一般的なこと』について回答しています。
しかし、不安や疑問というのは人それぞれなので、一般的なことだけではなく、少数派の意見もあるんですよね。
そこで、本記事では互助会へ入る前に抱く『不安』や『疑問』について、あえて【少数派】の意見を紹介してみようと思います。
少数派の意見を知っておくことで、互助会に対する理解がさらに深まりますので最後まで読んでみてください。
この記事を書いている私『ちょっき』は僧侶になって30年です。お葬式を800回以上お勤めしてきた経験をもとに互助会に関する情報を発信しています。
互助会に対する『少数派』の不安や疑問を紹介
互助会に関しては、いろんな不安や疑問があります。
まずは、少数派の人達が抱いている不安や疑問を紹介します。
互助会に入ると、それ以上は先のことを考えなくなるのでは?
いずれ来るお葬式のために互助会に入って準備をしておけば、家族みんなが安心です。
しかし、人によっては、
ある程度の安心が得られたことで、それ以上は『将来のお葬式』について考えなくなってしまうのではないか?
という心配をしています。
互助会に入ると、いくつかあるコースの中から1つ選んで契約をします。
契約するコースの内容というのは『お葬式の基本セット』で、人それぞれにお好みのメニューを追加することで万全な準備ができるのです。
そのため、「お葬式のことは大体決まったから、もう何もしなくて大丈夫。」と安心して、お葬式についてそれ以上は考えなくなる人が多いです。
とはいえ、人の感情や考え方というのは変わっていくもの。
家族みんなが本当に望むお葬式の形も、年月の経過とともに変わる可能性があります。
例えば、『伝統的な形式でのお葬式』をしようと考えていたのが、その後に『故人らしい自由なお葬式』をしたいという考えに変わるかもしれません。
また、お葬式というのは、
- その地域の風習に合っているのか
- 宗派のやり方に反していないか
- いざというときに誰が何をするのか
など、より詳細な問題についても考えておかなくてはなりません。
しかし、互助会で決められることは、お葬式の一部にすぎないのです。
お葬式の内容は、さまざまな要素を組み合わせて作り上げていきます。
ですから、互助会に入った後はお葬式のことを何も考えなくてすむ、ということではありません。
互助会で決まったこと以外については、ときどき家族で話し合いをし、どんなお葬式にするのかを定期的に考えておくことが大事です。
互助会は本当に会員の利益のために運営してくれるの?
互助会は、その名のとおり『会員同士が互いに助け合う』ことを目的とした組織です。
そして、会員同士の助け合いをサポートし、会員みんなが利益を得られるように運営するのが互助会の仕事です。
しかし、「互助会は本当に会員の利益のために運営してくれているの?」と疑問を抱く人もいます。
結論を言うと、もちろん互助会は会員の利益のために運営されています。
例えば、
- 葬儀費用の大幅な割引がある
- 豪華施設を格安料金で利用できる
- お葬式の相談窓口がある
- お葬式以外でも関連施設を利用できる
など、互助会は【会員の利益】となるサービスを提供しているのです。
とはいえ、互助会は慈善事業ではありません。
互助会は《営利事業を目的とする企業》が運営をしている組織です。
そのため、互助会は【会員の利益】だけではなく【組織の利益】を得ることも大事な目的なのです。
本来、互助会としては【会員の利益】だけを考えることが理想的ですが、それだと組織の運営に無理が生じてしまい、すぐに破綻するでしょう。
ですから、会員が利益を得るためには、同時に互助会も利益を得る必要があります。
以上のことから、互助会というのは、会員同士の助け合いだけではなく、会員と組織の助け合いがあってはじめて成り立つ組織といえるでしょう。
積み立てをしていれば本当に安心できるの?
互助会に入って積み立てをしておけば、いざというときでもスムーズにお葬式ができるので安心です。
しかし、一部の人は「積み立てをしていれば本当に安心できるの?」という不安を抱えています。
具体的にいうと、
- 物価が上昇したらコースの内容が変わってしまうの?
- 今ある葬儀形態が、いずれ無くなってしまうのでは?
- そもそも、入会している互助会が無くなったらどうするの?
などの不安です。
互助会に入っておけば、お葬式に関する多くの不安は解消されますが、だからといって絶対に安心だとは言い切れません。
仮に『本当に安心できる』というのが『何があっても契約した内容でお葬式ができる』という意味であれば、それを保証することはできません。
もしかすると、急激な物価上昇による契約コースの内容変更があるかもしれませんし、将来的に葬儀形態が大きく変わっているかもしれません。
将来のことは誰にも分からないのです。
とはいえ、互助会のコース内容は《基本的なもの》であるため、内容が変更される可能性は少ないです。
仮に変更されたとしても、同レベルのお葬式ができるように代替サービスが提供されるでしょう。
また、現在入会している互助会が無くなってしまう可能性だってゼロではありません。
互助会を運営している企業(葬儀社)が倒産すれば、互助会も無くなります。
しかし、入会している互助会が無くなっても、他の互助会へ【移籍】することができます。
一定の条件を満たした他の互助会へ移籍することで、入会していた互助会と同レベルの内容を引き継げるのです。
ちなみに、もしも互助会が無くなって、なおかつ他の互助会へ移籍しない場合、積立金の半額は戻ってきます。
このように、絶対的な安心とまでは言えませんが、互助会に入れば十分な安心は得られます。
家族や自分の死について先に決めつけすぎていないか?
互助会で積み立てをし、今のうちからお葬式のことをある程度決めておけば安心です。
しかし、今からお葬式のことを決めることに対して「家族や自分の死について先に決めつけすぎていないか?」と不安になり、互助会への入会を考え直す人もいます。
人の死というのは厳粛で神聖なものなのに、それを今から固定的に考えてしまうことに違和感があるということです。
たしかに、未来のことは誰にも分かりません。
お葬式に対する考え方が変わったら、せっかく決めたことが無駄になる可能性もあります。
ですから、不確定なことを今から決めても意味がないと感じる人もいるのでしょう。
しかし、未来のことが誰にも分からないからといって、何も準備をしないのはあまりに無防備ではないでしょうか。
未来のことが分からないからこそ、現時点で考えうることを想定し、ある程度まで準備をしておくべきだと思います。
互助会に入ってお葬式の準備をすることは、死について先に決めつけるのではなく、いざというときに慌てないように最低限の安心を確保しておくことなのです。
家族の気持ちを無視していないか?
互助会に入るのは『家族に安心してもらうため』でもあります。
ですから、自分のお葬式をするときに家族が慌てないように、そして葬儀費用をできるだけ軽減するために、前もって互助会で積み立てをします。
しかし、そのことが「家族の気持ちを無視していないか?」と不安になる人もいるんですよね。
じつは、互助会に入っていることを家族に話していない人が意外と多いのです。
その理由として、例えば以下のようなことが挙げられます。
- 縁起の良い話ではないから
- 互助会に入る意味を家族に理解してもらえないから
- 誰かの勧めで入ってしまったから
- 家族に迷惑をかけたくないから
さまざまな理由により、互助会に入った本人としては『自分だけでお葬式の準備をしておきたい』わけです。
でも、互助会に入るとお葬式の内容についてある程度決めるので、やがて「自分の価値観だけで決めてしまってよかったのか?」と心配になってしまいます。
ハッキリ言うと、互助会に入るなら、そのことをちゃんと家族に伝えるべきです。
よくある話ですが、家族のお葬式が終わってから【故人が互助会に入っていたことが判明する】というケースがあるのです。
せっかく積み立てをしていても、他の家族がそれを知らなければ、お葬式のときに互助会のサービスを受けることができません。
そうなると、積立金は完全に《無駄》です。
家族のためを思って入会したのですから、いざというときにちゃんと互助会のサービスが受けられるようにしておきましょう。
あなたのお葬式をしてくれるのは、あなたの家族です。
あなたが《自分のお葬式に対する希望》があるように、他の家族にとっても《あなたのお葬式に対する希望》があるのです。
お葬式は、家族全体に関わることなので、互助会への入会はあなた1人だけで決めてしまわず、必ず家族にも伝えるようにしてください。
僧侶としてお伝えしたいこと
私は、お葬式の準備のために互助会へ入っておくのも良い選択だと思います。
しかし、互助会への入会を簡単に決めてはいけません。
互助会に入れば『積み立て』という金銭的負担がありますし、ある程度は『お葬式の形式』も決まります。
ですから、どんなお葬式にするかを家族みんなでよく話し合って、家族みんなが納得してから互助会に入るべきです。
互助会について調べていると、いろんな不安や疑問が出てくると思います。
まずは、それらを1つずつ解消していってください。
不安や疑問があるときこそ、学びのチャンスです。
互助会に入るのは大事なことですが、互助会やお葬式について考えることの方がもっと大事です。
互助会についてしっかりと調べて、よく考え、分からないことを1つずつ解消していきましょう。
互助会を『安心材料』にする
互助会について調べるときは、まずインターネットなどで互助会に関する大まかな情報(基本的な知識)を頭に入れてください。
ここが1番大変なので、じっくりと時間をかけてかまいません。
互助会について概要が掴めたら、次は、実際に互助会へ資料請求をします。
その際、できるだけ複数社に資料請求をしてください。
互助会の契約コースの内容は、互助会や地域によって異なります。
ですから、複数社に資料請求し、各互助会の内容をしっかりと比較検討しましょう。
互助会の資料には、いろんなお葬式プランが載っていますので、それらを見ていくうちに『どんなお葬式をしたいのか』が決まってくると思います。
それと同時に、『本当に互助会へ入るべきか』ということを改めて考える機会にもなります。
資料請求だけなら無料です。それに、自宅に資料が届くので互助会スタッフに無理な勧誘を受ける心配もありません。
また、互助会に資料請求をしたからといって『必ず入会しなければならない』というわけでもありません。
互助会の比較検討をするため、そして将来のお葬式の不安を取り除くため、安心材料を得るために資料請求をするのです。
互助会について理解し、家族でよく話し合い、その上で互助会を選ぶ。
そうやって入会した互助会は、あなたや家族にとって大きな【安心材料】になるでしょう。
※互助会の資料請求をするなら『ごじょクル』が便利!
まとめ
互助会に対する不安や疑問は、人それぞれに違います。
多くの人が抱く不安や疑問があれば、少数派の不安や疑問もあります。
本記事では、多様性を大切にする意味で、あえて少数派の意見を紹介してみました。
不安や疑問を解消するには、まずは互助会についてじっくりと調べることが大事です。
互助会に関する基本的な知識を頭に入れたら、資料請求をし、比較検討しながら家族でよく話し合ってください。
そうやって家族みんなで考えて選んだ互助会は、あなたと家族にとって大きな安心材料となるでしょう。
※安心を得るために、まずは互助会の資料請求。




